一般社団法人 栃木県作業療法士会 栃木県作業療法学会

栃木県作業療法学会
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学会長挨拶
 この度、第9回栃木県作業療法学会の学会長を務めさせて頂くことになりました。
県学会は栃木県内を県北、県央、県南にブロック化し、順に持ち回りで開催しており第9回は県南地区が担当ブロックとなります。昨年は県央ブロック主催で栃木県立がんセンターの伊藤貴子OTRが学会長を務められ、北関東信越ブロック学会と同時開催でした。つなげる、ひろがる、作業療法の『智』というテーマで県内外から多くの参加者と演題が集まり、様々な人とつながって『智』を共有し、臨床の場へと広がった学会でした。
 今年度の学会テーマは「その人らしさを目指す作業療法」です。サブテーマを“作業に焦点を当てた目標設定・実践”としました。作業療法士の経験、年齢、職域、分野を問わず、『作業』を扱うプロとして『作業』について改めて分析し、評価から実践までの流れを再考し知識や技術を深める場としたいという思いがあります。対象者が自分らしさを目指していくこと、自分らしい生活を取り戻すことに焦点を充てた『作業』とは何か、個別性を大切にした目標設定や介入方法について学び、参加者のスキルアップを目指していきたいと考えております。特別講演には東京工科大学准教授である友利先生をお招きし「エビデンスに基づく作業や目標設定」のご講演を賜ります。友利先生は私達が対象者と初めて向き合い情報収集しプランを立てていくためのツールであるiPadアプリADOCの開発者です。臨床で役立つ初回面接から評価、目標設定について、対象者を問わずお話頂けるとのことで、大変楽しみにしております。ワークショップは身体・精神・発達領域と分野ごとにテーマを考えました。横の繋がりや知識を深め活発なディスカッションができるように準備しております。また今年も前年に続き多くの演題発表により、情報や智の共有ができるように、症例報告から研究発表まで幅広く受け付けておりますので、是非演題エントリー、登録をして頂きますように宜しくお願い致します。さらに学会企画として、ワークライフバランスの調査を予定しております。新人から中堅、ベテランまで県内の作業療法士がどのような働き方をしているのか、家庭、育児や介護との両立、働くことへの思いや改善すべき点などについてアンケート調査をして報告できるように検討しております。それに伴い福利厚生部では子育て中でも学会参加できるように託児サービスを設ける予定です。また恒例の自助具コンテストも士会の住宅改修福祉用具委員会主催で開催致します。
 詳細については学会ホームページや今後配布されますポスター、学術誌などをご覧ください。士会員の資質向上、さらには栃木県作業療法士会全体として発展していけるように、学会準備委員一同精一杯努力しておりますので是非、多くの皆様にお越し頂き有意義な一日となりますことを願っております。

平成30年6月吉日
第9回栃木県作業療法学会
学会長  玉野 彩(自治医科大学附属病院)