学会長挨拶
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このたび、第16回栃木県作業療法学会の大会長を務めます、獨協医科大学日光医療センターの須藤誠と申します。私は2008年から6年間を菅間記念病院、2014年から現在まで獨協医科大学日光医療センターにて勤務してきました。急性期病棟、回復期病棟、療養病棟、デイケア、訪問リハ、地域活動事業などさまざまな経験をさせていただきまして、自分の今があると思っております。 私がこの学会で成し遂げたいことは、挑戦し続けられる土壌を創ることです。私はこれまでに幾たびも失敗し、クライエントだけでなく、同僚に、先輩に、後輩にも迷惑をかけてきました。そのたびに支えられ、性懲りもなく立ち上がり、今に至っています。今この場に私が立つことができたのは挑戦を続けてきたからだと思います。学生の頃に思い描いていた「作業療法士」の姿を求め、そこに近づきたい、追いつきたい、追い越したいと日々を過ごしてきました。未だに雲を掴むようで満足したことはありませんが、何もせずに漫然と過ごす日々を送っていた自分よりも間違いなく自分の人生は豊かになったと感じています。本会が皆様にとってよき挑戦の場となるよう尽力いたします。 特別講演は、株式会社Canvas代表の元廣惇氏にお願いしました。元廣氏は健康経営の文化を創り、作業療法の知識・技術を企業が持つ「職業病」に対して適用しています。私たちの現場である病院や施設、ひいてはリハビリ部門の運営においても、職業病は存在するのではないでしょうか。特に管理職に就いている方々には、この健康経営の考え方を取り入れ、皆様の職場をより良くするためのヒントを掴んでいただけたらと思います。元廣氏は経営者として活躍するに留まらず、複数の研究が国際誌に採択されており、学術活動に関しても第一線で活躍されています。ぜひ学会へ足をお運びいただき、その目で、その耳で、作業療法の未来を創る元廣氏の講演をお聴きください。 学会のテーマは共に創ると書いて「共創-Co-creation-」としました。元廣氏の書籍「働く人『ともに創る』作業療法」を基にし、一般企業だけでなく、我々にとって身近な病院、施設、学校、地域、そして県士会などの職能団体も含めて、これからの未来を共に創っていきたいという願いを込めています。本学会では、「ビギナーズセッション」という新しい試みを企画しています。この企画は、5年目以内の作業療法士の方を対象に、抄録演題の作成から学会発表までを相談・支援いただくメンターとマッチングを行い、共に伴走していただくものです。学会発表の経験がない方も、抄録や発表スライドの作成に関して指導者がいない施設でも安心して挑戦できるための仕組みです。先着順となりますので、お早めにご応募ください。そのほか、県内の認定作業療法士の方々にお声がけし、認定OTになるためのエッセンスが得られるパネルディスカッションや企業展示も企画しております。 冒頭に話した通り、私は栃木県内のすべての作業療法士が挑戦できる土壌を創っていきたいと考えています。今まで学会に参加されたことのない方は、この学会に参加されることが挑戦の第一歩です。参加したことのある方は、演題発表に挑戦してください。県内で、遠方に行かずに学会発表ができて、さまざまな意見をいただける機会は貴重です。私が多くの失敗をしてきたように、皆さんもぜひ多くの挑戦と失敗をしてください。クライエントと、同僚と、地域と、そして自分自身と学びを共有し、悩みを語り合い、明日の一歩を共に描く。その一歩は小さくて構いません。本学会が、皆さまにとって自分の目指す作業療法士像を問い直し、再び臨床へ向かう活力を得る機会となれば幸いです。会場でお会いできることを楽しみにしております。 |
![]() 第16回栃木県作業療法学会 学会長 須藤 誠 獨協医科大学日光医療センター リハビリテーション部 主任 |
開催要項
学会名 |
第16回 栃木県作業療法学会 |
|---|---|
テーマ |
共創 Co-creation |
学会会期 |
2027年1月31日(日) |
会場 |
自治医科大学 地域医療情報研修センター 栃木県下野市薬師寺3311-160 |
主催
| 一般社団法人 栃木県作業療法士会 |
お問い合わせ先 |
事務局 E-Mail tochi.otgakkai16@gmail.com |
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